その他活動

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ひまわりプロジェクト 看板完成

5月15日、いわき市のアド・プロ工芸社の大和田様がお見えになり

ひまわりプロジェクトの看板をお届けくださいました。

201205_058.jpg

アド・プロ工芸社様は

元々いわき市に本社があった訳ではなく、震災後の原発事故の影響で

現在もなお立ち入ることのできない富岡町にあった看板製作会社様です。

 

本日お越しくださった大和田様も富岡町にお住まいでした。

 

3月11日の震災時は社内で被災され、その晩は避難所となった体育館で

一晩を明かしました。

 

翌12日、突然の避難命令が出て川内村、そして大越町へ避難。

避難した理由も解らぬままの避難でした。

 

その後、ご親戚をお頼りになり茨城県へ避難されました。

この間、会社は、社員全員解雇という苦渋の決断を下します。

 

大和田様は仕事をするどころか、そもそも会社に入ることさえ出来ない

先の見えない日々にどうすればいいのか戸惑うばかりでした。

 

しかし、幸いなことに今年の2月、勤めておられたアド・プロ工芸社様の

いわき市の中小企業基盤整備機構の仮設社屋への入居が決まり、

大和田様もそれに伴い復職され、いわき市内にて活動されております。

 

元々地域に根ざして活動されていた会社にとって、地域そのものが無くなってしまった

厳しい状況下で大和田様は、なんとか新しい別の事業をと

日々、考えられております。

 

2月以降、アド・プロ工芸社様は「援縁感謝」を掲げ活動されております。

再出発を支えて下さった支援の「援」

そして、お仕事を頼んでくださる方かとの「縁」

両面への感謝をこれからも忘れぬよう、こちらを掲げておいでです。

 

嬉しいことに福島ひまわり里親プロジェクトもご縁を頂き、

看板を作っていただけることとなりました。

201205_059.jpg

こちらの看板に大和田様は、

「里親様がいらしたときに、この看板の子供達の笑顔と

ひまわりを見て『里親になって良かったな』と笑顔になっていただけるように」

と強い思いを込めておつくりくださいました。

 

この看板は、福島県内各地のひまわり栽培所に立てられます。

201205_060.jpg

「子供達が笑って暮らせる福島に会社を通じて貢献していきたい。

子供達の気持ちの花をさかせたい。」

 

思いのこもった看板が絆のひまわりに色を添えます。

アド・プロ工芸社様、大和田様、ありがとうございます。

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