その他活動
その他活動
福岡県内の里親さまから送っていただきました
ひまわりの写真です。
日の出のタイミングで撮影されたのでしょうか。
ひまわりの力強さを感じます。
小柳さま、渕上さま、吉田さま、江島さま
ありがとうございます。
このプロジェクトが立ち上がってから4ヵ月が経ちました。
身のまわりの至る所に人工的に作られてしまった放射性物質があるということは
未知のことであり
行うことのすべてが初めてのことでした。
何が正しくて何が正しくないのか
誰も確かなことはわかりませんでした。
だからこそ一つひとつの選択が
自分たちの判断がとても重要であるようにおもえました。
より安全で安心して食べることができる農作物を作っていくためにはどうすればいいのか
出た結論は土壌から放射性物質を取り除くことでした。
そのためには何が必要かを考え出会ったのがひまわりでした。
そしてひまわりの可能性にかけてみることにいたしました。
しかしながら
何が正しくて何が正しくないのか判明するまでにはまだ時間がかかることを想定して
その間に
全国のみなさまに協力していただくことで
「雇用」「絆」「忘れない」という3つの柱を築くことができました。
ひまわりの種は10月頃からの受付とさせていただいておりますが
すでに全国の里親のみなさまから送られはじめています。
先日のご報告以降~本日までに、埼玉県、愛媛県、福岡県にお住まいの里親のみなさまから
ひまわりの種が届いております。
贈ってくださましたことにこころから感謝申し上げます。
ありがとうございます。
これからは種が本格的に届きはじめます。
そしていよいよ来春からは
福島県内でひまわりの種を希望されるみなさまへの配布がはじまります。
その中でとても大切なことは
ひまわりの種には福島を応援してくださっています全国の里親のみなさまのおもいが込められていることと
確実に土壌中の放射性物質を吸収してくれる可能性があるということです。
全国のいくつかの民間の団体さまの実験結果を拝見いたしますと
土壌中の放射性物質は比較土壌(ひまわりの植え付け前、もしくはひまわりを栽培していない土壌)
との間には確実に数値の差が生まれております。
福島ひまわり里親プロジェクトのモニタリングを行っている畑の土壌もまた
確実に土壌の放射性物質が減少いたしました。
元の土壌からひまわりを栽培したことで減少した数値の割合を
『除線率』 (※1)とするならば
低くとも20%もの放射性物質が減少したことがわかっています。
このひまわりの効果に加えて
3月15日以降耕うんしていない土壌であれば
まずは表土深さ5cmを削り重ねた場所でひまわり→菜の花等の十字架植物を輪作していくことで
除線効率を大幅に上げる
『ふくしま希望除線方式』を実践するで
より安全で安心して食べることができる土壌を取り戻せるものと確信しております。
詳しくは全国の書店にて発売中の
月刊現代農業2011年10月号のなかの特集記事をご覧くださいませ。
一般的には除せんのことを「除染」と表記いたしますが
福島の農家のみなさまのある思いを知ってから
「除線」と表記させていただくようになりました。
福島の土壌は放射性物質が降り注いでしまいましたが
この放射性物質が放つ放射線が健康へ及ぼず危険性が問われ続けております。
この放射線さえ取り除くことができれば
もとの美しい福島を取り戻せると信じて活動をつづける農家のみなさまを応援する意味でも
「除線」と表記していきたいと考えています。
これには福島が汚れてしまったという汚染の言葉のもつマイナスイメージを
払拭したいというおもいも込められています。
※1・・・表土5cmを削りとった土壌を重ね合わせて30cm高さになった、
いわゆる各深さに平均的に放射性物質の密度の濃い花檀をつくり、その土壌の放射性物質の濃度が
ひまわりと十字架植物を栽培したことでどれだけ減少したのかを示す数値です。
ひまわりの種の採り方についてはこちら
https://www.sunflower-fukushima.com/faq.html
日本全国の里親の皆様、福島ひまわり里親プロジェクトを応援していただいている皆様へ
https://www.sunflower-fukushima.com/project/blog/20110915.html
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