その他活動
その他活動
福島市の福島ひまわり里親プロジェクト のモニター畑に行ってきました。
いいお天気で気持ちがよかったです。
今回は、畑で育ったひまわりを抜いて土壌の測定を行いました。
まずは、畑の脇の土壌を計測
0.00Bq/cm2=0Bq/m2(厳密には99Bq/m2以下)
ひまわりを抜いた脇の
0.13Bq/cm2=1、300Bq/m2
この結果からわかることは、ひまわりの育った土壌の
放射線量確実に下がっていると確認できます。
ただし、ひまわりが育った根周辺のみで
土壌の表面の放射性物質はまだ残っている状況です。
継続的に土壌改善を続けることで確実に下げていけるので
はないかと感じました。
今後有効かつ効率的に土壌再生に取り組む1歩になりました。
2歩、3歩と福島県民全体で歩みたいと思います。
畑の脇に里親プロジェクトのひまわりとは別の種類の
ヒマワリが育っていました。
こちらのひまわりを抜いて
効果を確認してみました。
0.11Bq/cm2=1100Bq/m2
この結果だけを観ると、やはり
里親プロジェクトのハイブリッドサンフラワーの
効果と比べると低く感じます。
写真ではわかりにくいですが
根っこを比較すると若干の違いが感じられます。
違う種類のひまわりの根
里親プロジェクトのひまわりの根
里親プロジェクトのひまわりの根の方が細かく枝分かれ
しているように観えます。
ひまわりの根を計測
0.12Bq/cm2=1,200Bq/m2
花(種)部分を計測
0.02Bq/cm2=200Bq/m2
これを観る限り根の部分の放射線量が高いです。
実際には土をはらい計測することでひまわりの
線量が計測できますので後程行いたいと想っています。
もう一か所の畑でもひまわりを抜いた部分の
計測を実施しました。
0.02Bq/cm2=200Bq/m2
0.00Bq/cm2=0Bq/m2(厳密には99Bq/m2以下)
やはり、根の周辺部分の土壌は線量が低いと確認できました。
続いて、伊達市のモニター畑へ
こちらの畑は、蒔き時期がズレて半分が開花中で
半分が種が育っている状態です。
綺麗な景色です。
ひまわりたちが風に揺れています。
こちらの畑も後程ひまわりを抜いて
測定を実施します。
なにもせずに土壌の改善はありません。
効果の大小はあると思いますができることで
可能性にかけて行動していく必要があります。
今後も、モニターを行い、土壌の再生を確認したいと思います。
そして未来に繋げていきたいです。
可能性を信じ、モニター畑を提供してくださった農家さんにも感謝しております。
そして、大きく育ったひまわりたちを見て力強い生命力を感じました。
このひまわりたちに感謝したいと思います。
昨日、測定のためにひまわりを数本抜いたのですが
とても大きな労働力が必要だと実感しました。
また同時に、回収方法などのアドバイスなどありましたらお寄せください。