その他活動
その他活動
大人6名で作業を進め5アール≒500平方メートル≒150坪の
畑のひまわりを約2時間で除去しました。
作業としては、花の部分をまず切断し、
続いて残った茎を根っこごと抜き取ります。
総重量数百キロのひまわり
よくここまで育ってくれたと感謝の気持ちです。
畑の空間線量は平均0.64μSv/hです。
まったく手つかずの土壌を計測
0.62Bq/cm2=6、200Bq/m2
抜いたひまわりの根っこ
0.20Bq/cm2=2、000Bq/m2
ひまわりを抜いた脇の表土を計測
0.17Bq/cm2=1,700Bq/m2
ひまわりを抜いた土壌中を計測
この場所は、表土は削らず、耕した場所ですので
種を蒔く時点での土壌表面と土壌中の放射性物質の
濃度はほぼ同じだったと考えられ、その結果
土壌中と土壌表面とで1,700Bq/m2の差が生まれていることがわかります。
続いては、表土を寄せ集め
ひまわりを育てた比較的土壌表面の
線量の高い場所の計測です。
畑の脇の手つかずの場所を計測すると
0.86Bq/cm2=8,600Bq/m2あります。
畑の土壌表面をSv/hで計測すると
1.21μSv/hほどあります。
ひまわりを抜いた脇の表土を計測
0.25Bq/cm2=2,500Bq/m2
ひまわりを抜いた土壌中を計測
0.00Bq/cm2=0Bq/m2(厳密には99Bq/m2以下)
やはり、ひまわりの育った土壌中の線量は下がっています。
サーベイメーターはうれしい効果を伝えてくれています。
続いては、別の場所の畑にいきました。
すでにこちらは数本を残しひまわりが除去されています。
畑の脇の手つかずの部分の表土を計測すると
0.40Bq/cm2=4,000Bq/m2
0.22Bq/cm2=2,200Bq/m2
ひまわりを抜いた土壌中を計測
0.06Bq/cm2=600Bq/m2でした。
こちらの場所も耕した後に種を蒔いていますので
表土と土壌中の線量はほぼ同じ状態でのスタートでしたので、
土壌中と土壌表面とで1,600Bq/m2の差が生まれたことになります。
やはり効果がありました。
今後の課題としては、広範囲でひまわりを育てるのではなく、
効率的に表土除去した汚染されている土の浄化にひまわりを
使用するなど工夫が必要だと感じております。
ひまわりのちからに感謝です。